英語会議の挨拶と最初の3分の進め方
"Shall we get started?" 英語会議はたいていこの一言で始まります。ただ、参加者として気を抜けないのはもう少し手前、入室してから開始までの数分です。ここで一言も発さないまま本題に入ると、その日はずっと聞く側に固定されがちです。逆に、開始前に一往復でも声を出しておくと、本題での発言の敷居が下がります。挨拶、自己紹介、雑談、進行。それぞれ実例と一緒に載せます。
英語会議の最初の3分でやることは3つ、開始前の雑談、名前と所属だけの自己紹介、アジェンダの確認です。どれも決まり文句で回る場面なので、実例を頭に入れておけば済みます。凝った表現は要りません。
入室してから開始までの雑談
How was your weekend?
週末はどうでしたか。
How's the new project treating you?
新しいプロジェクトの調子はどうですか。
月曜なら週末の話、金曜なら週末の予定、それ以外は仕事の近況。この使い分けだけで一年持ちます。気の利いたことを言う必要はありません。むこうも時間つなぎで話しているので、一往復で終わって沈黙に戻っても気まずくないのが会議前の雑談です。
私が教えた範囲では、雑談が苦手という人の大半は、話す内容が浮かばないというより、長く続けなければいけないと思い込んでいました。一言投げて、あとは相手の話にうなずく側に回る。それで十分に「開始前に声を出した人」になれます。
自己紹介は名前と所属だけ
Hi, this is Aya from the design team.
デザインチームのアヤです。
日本語の会議の癖で、部署名から役職まで丁寧に説明したくなりますが、英語会議の自己紹介は1文で足ります。名前と、どのチームから来たか。経歴や担当の詳細は、聞かれてから答えるほうが自然です。
電話会議では顔が見えないぶん、発言のたびに "This is Aya." と名乗り直す場面もあります。長い自己紹介を1回やるより、短い名乗りを何度も出せるほうが実務では役に立ちます。
開始の合図とアジェンダ確認
Let's start by reviewing the agenda.
アジェンダの確認から始めましょう。
Could you walk us through the numbers?
数字の説明をお願いできますか。
Can we table this for now?
この件は一旦保留にしませんか。
進行役の英語は定型の比率が高く、覚えた文がそのまま通用します。開始を宣言する、アジェンダを読み上げる、発言を振る、脱線を止める。この4場面の文を手元に置いておけば、初めての進行役でも形になります。司会まわりの表現は会議フレーズ集(26本・無料)に場面別でまとめてあります。
note記事やフレーズ集で型を覚えた人がその次に突き当たるのは、本題に入った後です。挨拶と進行は決まり文句で回りますが、意見を言う段になると、その場で自分の文を組み立てる力が要ります。この練習は暗記と別枠で、瞬間英作文のやり方に分けて書きました。
よくある質問
進行役を任されました。何を準備すればいいですか?
アジェンダの読み上げ、発言を振る、脱線を止める、の3場面の文を用意しておくと会議の大半が回ります。進行役の発言は定型の比率が高いので、覚えた文がそのまま使えます。
会議前の雑談が思いつかないときは?
相手の近況を聞く一言だけで足ります。"How's the new project treating you?" のように、答える材料が相手側にある質問が続けやすいです。一往復で終わっても問題ありません。
挨拶はできるのに、本題になると発言できません。
挨拶や進行は決まり文句で回りますが、意見や報告はその場で文を組み立てる力が要ります。フレーズの暗記と文を作る練習は分けて積む必要があり、後者には瞬間英作文が向いています。
会議の場面別フレーズは全156本を無料で公開しています。自分がどの場面で詰まるタイプかを知りたい方は、無料の英語力診断(23問・約8分・登録不要)で確かめてからどうぞ。
関連リンク
公開日: 2026年7月28日