英検準1級対策 完全ガイド 一次・二次を独学で突破する
大学入試の資格枠や、社内の英語資格要件で「準1級」を求められている読者を想定しています。一次はいつも同じ大問で落ちる。二次は毎回言葉に詰まる。その壁は才能ではなく対策の穴で説明できます。このページでは一次・二次それぞれの構造と、現在地別の対策、対策模試の使い方までをまとめます。
試験の構造
準1級は一次(筆記+リスニング)と二次(面接)の2段階です。2024年度の改訂でライティングに要約問題が加わり、リーディングの問題数は減っています。まず現行の構成をそろえます。
| 試験 | 大問 | 内容 |
|---|---|---|
| 一次・リーディング | 大問1〜3 | 語句空所補充・長文の空所補充・長文の内容一致選択(計31問) |
| 一次・ライティング | 大問4 | 要約問題(200語程度を60〜70語に要約・2024年新設) |
| 一次・ライティング | 大問5 | 意見論述(120〜150語・序論/理由2つ/結論の4段落) |
| 一次・リスニング | 第1〜3部 | 会話の内容一致・パッセージの内容一致・Real-Life形式(計29問) |
| 二次・面接 | 音読+Q&A | パッセージ音読後、内容質問と社会的な話題への意見を問う4問程度 |
| 合計 | 筆記90分・リスニング約30分 | 二次は別日・面接約8分 |
配点感としては、一次のリーディングと二次の面接がそれぞれ独立して合否に効きます。一次を通ってから二次で落ちる人の多くは、筆記の学習だけを積み上げて、声に出す練習を後回しにしています。一次対策の途中から音読とQ&Aの練習を混ぜておくと、二次での失速を防げます。
二次試験は一次の結果発表から日をおいて実施されます。一次の発表を待ってから二次対策を始めると、準備期間が数週間しかないことが多く、声に出す練習量が不足しがちです。一次対策の段階から、音読とQ&Aの練習を並行して進めておくと、独学でも十分に間に合います。
現在地別の対策
準1級は級ではなく段階でつまずきの場所が変わります。点数ではなく、今どこで止まっているかで対策を選んでください。
2級合格〜一次で伸び悩む
語彙量の差がボトルネックです。大問1の語句空所補充で正答率が上がらないなら、準1級レベルの頻出語彙が入っていない可能性が高いです。長文に進む前に語彙を固めてください。
一次は安定・二次で落ちる
最も多いパターンです。音読の型と、Q&Aへの即興の受け答えの練習量が足りていません。面接特有の「質問されてから話し始めるまでの間」に慣れる練習を、声に出して重ねてください。
一次二次とも僅差で不合格
ライティングの精度が伸び幅の鍵になります。要約問題は「内容・構成・語彙・文法」の4観点で採点されるため、型を守って書けているかを見直してください。意見論述も4段落構成を崩さないことが安定の近道です。
余裕を持って合格したい
リスニングのReal-Life形式(状況に応じた最適な行動を選ぶ問題)や、1級レベルの語彙にも触れておくと、本番の緊張下でも取りこぼしが減ります。二次面接の話題の幅を広げる準備もこの段階でしておくと安心です。
英検準1級対策模試
英語のりんの英検準1級対策模試は、2024年改訂後の形式(要約問題つき)に合わせた非公式のオリジナル教材です。一次のリーディング・リスニング・ライティングと、二次の面接シミュレーションまでを1セットに収めています。
| 内容 | 1セットあたり(第1〜3回共通) | 全3セット合計 |
|---|---|---|
| リーディング(短文語彙・長文空所補充・長文内容一致) | 16問 | 48問 |
| リスニング(会話内容一致・文章内容一致) | 5問(音声5本) | 15問(音声15本) |
| ライティング(意見論述) | 1問 | 3問 |
| スピーキング(面接シミュレーション) | 1問 | 3問 |
| 合計 | 23問・約30分 | 69問・全問解説つき |
無料でできること
よくある質問
準1級の対策模試だけで二次面接対策になりますか?
面接シミュレーションの課題は用意していますが、二次試験は特に声に出す練習量が結果を左右します。模試の課題を使って、実際に声に出して答える練習を繰り返してください。
2024年に追加された要約問題にも対応していますか?
対応しています。ライティングの課題として、要約問題と意見論述の両方を用意しています。どちらも日本語の解説と模範的な答え方の指針つきです。
2級に合格したばかりでも準1級を目指せますか?
目指せますが、語彙量の差が大きいため、2級合格直後だと大問1の語句空所補充で苦戦しやすい傾向があります。先に準1級レベルの頻出語彙を固めてから長文に進むと、遠回りになりません。
対策模試は本番と同じ問題が出ますか?
出ません。英語のりんの対策模試は非公式のオリジナル教材で、出題形式と難度を本試験に忠実に作っています。本番の過去問の代わりではなく、形式に慣れるための練習として使ってください。
独学だけで準1級に合格できますか?
できます。英語のりんの代表講師は中学1年で英検1級に合格しており、準1級はその途中の段階を独学だけで通過しています。予備校や面接対策の教室に通わなくても、型を知って声に出す量を確保すれば届きます。
一次と二次、どちらを先に対策すべきですか?
一次のリーディング・リスニング対策を軸にしつつ、二次で使う音読とQ&Aの練習は最初から並行して進めてください。一次合格の発表後に二次対策を始めると準備期間が短くなり、声に出す練習量が不足しがちです。